11月5日、愛媛県宇和島市の河口付近でジンベエザメが泳いでいるのが見つかり、6日になって川底で死んでいるのが確認されました。
愛媛 宇和島 川底で死んでいたジンベエザメ 「海くん」と確認https://t.co/Q91ab5lEYH #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) November 6, 2024
見つかったのは大阪の水族館「海遊館」で飼育されていた「海(かい)くん」で、生態調査のため10月に高知県の沖合で放流されたばかりだったということが分かり、悲しみの声が広がっています。
「海遊館」ではこれまでにもジンベエザメの入れ替えを行っていたそうなのですが、現在は何匹のジンベエザメが水族館にいるのでしょうか?
また、これまでの歴代のジンベエザメについても調べてみました。
海遊館のジンベエザメは2024年現在2匹いる!
2024年現在、海遊館には2匹のジンベエザメがいます。
・海(かい)
性別:オス
推定年齢:7~8歳
全長:4.7m
推定体重:約700㎏
・遊(ゆう)
性別:メス
推定年齢:17~18歳
全長:6.2m
推定体重:約1800㎏
10月2日に「海くん」が放流され、入れ替わりで、高知県にある海遊館の研究所で飼育していたオスのジンベエザメがやってきました。
ジンベエザメの歴代の名前は?いま何代目?
今回の件で初めて知ったのですが、「海遊館」にいるジンベエザメは、
- オスの名前は「海(かい)」
- メスの名前は「遊(ゆう)」
と、代々引き継いでいるそうなんです。
現在いる海くんは9代目、遊ちゃんは4代目になります。
なぜ海に放流するの?
「海遊館」のジンベエザメはなぜ入れ替えを行うのでしょうか?
絶滅危惧種に指定されているジンベエザメは、まだまだ生態に謎が多い生き物です。
これを解明することが保護や保全に繋がると考えており、大きくなる過程を研究したら放流して、次は移動の研究をするそうです。
今回死亡した海くんは、5年前に高知県の室戸沖で定置網にかかっていたところを保護されました。
体調もよくなったことを確認でき海に返したばかりですが、このようなことになってしまい本当に残念です。
まとめ
「海遊館」のジンベエザメは、
- 2024年11月時点で、オス・メスの2匹
- オスは「海」、メスは「遊」の名前を代々引き継いでいる
ということが分かりました。
今回、10月に放流されたばかりの「海くん」が死亡したことに関して、様々な意見があると思いますが、どうして川に迷い込んでしまったのか、原因究明をして、今後のジンベエザメの研究に繋がることを願っています。
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